“はつせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハツセ
語句割合
泊瀬37.5%
初瀬37.5%
長谷25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これはお言葉とも思えませぬ。吉野、泊瀬はつせの桜花を歌人が居ながらにして知っていると同じく、敵の立てこもる城の背後は、剛の武者ならば知っております」
西生駒いこま信貴しぎ、金剛山、南吉野から東多武峰とうのみね初瀬はつせの山々は、大和平原をぐるりとかこんで、蒼々そうそうと暮れつゝある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
天皇はつぎにはまたあるとき、その長谷はつせにあるももえつきという大きな、大けやきの木の下でお酒宴さかもりをおもよおしになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)