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はたいろ
ふりがな文庫
“はたいろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
旗色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旗色
(逆引き)
「何より、士気に関するのは、阿波殿のお体で——よかれ悪しかれ味方の
旗色
(
はたいろ
)
にすぐ響いてまいりますからな」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わたくし
)
の
父
(
ちち
)
は
旗色
(
はたいろ
)
の
悪
(
わる
)
い
南朝方
(
なんちょうがた
)
のもので、
従
(
したが
)
って
私
(
わたくし
)
どもは
生前
(
せいぜん
)
に
随分
(
ずいぶん
)
数々
(
かずかず
)
の
苦労
(
くろう
)
辛酸
(
しんさん
)
を
嘗
(
な
)
めました……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「
追々
(
おいおい
)
旗色
(
はたいろ
)
が悪くなって来るようだから退却としよう。もうソロソロ杉山さんが見える時分だ」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
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