“はこべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘩蔞87.5%
繁縷12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山鳩やまばとには麻の実があり、ひわにはきびがあり、金雀かなりやには蘩蔞はこべがあり、駒鳥こまどりには虫があり、はちには花があり、はえには滴虫があり、蝋嘴しめには蠅があった。彼らは互いに多少相み合っていた。
蘩蔞はこべの葉さへ小さなる
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
植物などにも一花内の雌雄しゆうずい交わって専ら繁殖し行くもある。繁縷はこべなどこの伝で全盛を続けいるようだ。