“はこぢやうちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
筥挑灯50.0%
箱提灯50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待れけるに今日は月並つきなみの評定日なれば士農工商しのうこうしやう儒者じゆしや醫師いし或は順禮じゆんれい古手買ふるてかひ追々に罷り出控へ居ける中役人がた家々のぢやう紋付たる筥挑灯はこぢやうちん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
始として兩御目付三奉行諸有司しよいうし小役人にいたるまで皆其家々の定紋ぢやうもん付きたる箱提灯はこぢやうちんとぼし立行列正しく評定所へ出席せられ威儀ゐぎ嚴重げんぢうに列座さるゝ有樣實にや日本の政所まんどころくもらぬ鏡の天下の善惡邪正じやしやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)