“はげみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
努力25.0%
25.0%
25.0%
奮発心25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、その銭を拵える心の努力はげみは決して容易ではなかった。——辛抱して銭を拵える間が待たれなかったのだ。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
その後えらびうつは、救ひの道の始めなる信仰のはげみを携へかへらんためまたかしこにゆけることあり 二八—三〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
羨むには羨んでも、自分も然う成らうといふ奮発心はげみの出ないたちで、従つて、食ふに困るではなし、自分が無財産だといふことも左程苦に病まなかつた。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)