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はくごう
ふりがな文庫
“はくごう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白毫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白毫
(逆引き)
その間に、父義朝や
家人
(
けにん
)
の
群
(
むれ
)
から
迷
(
はぐ
)
れてしまったものであろう。わずか十間か二十間も
隔
(
へだ
)
てると、もうお互いの姿も見えない
白毫
(
はくごう
)
の
霏々紛々
(
ひひふんぷん
)
なのだ。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不意に
消魂
(
けたたま
)
しい女の叫びが、如意輪寺裏の
幽寂
(
ゆうじゃく
)
の梅林につんざいた。——もう散り際にある
脆
(
もろ
)
い
梅花
(
うめ
)
は、それに
愕
(
おどろ
)
いたかのようにふんぷんと
飛片
(
ひへん
)
を舞わせて、
香
(
かぐ
)
わしい夕闇に
白毫
(
はくごう
)
の光を
交錯
(
こうさく
)
させた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はくごう(白毫)の例文をもっと
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