“のうずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脳髄92.6%
脳膸3.7%
腦膸3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものを思判する自分の脳髄のうずいが是非の識別をする力を失ってしまったのではないかと疑われるほどいつまでも考え込まずにいられなかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また丈助を狙って上って参りまする処を、丈助が狙いうちきりつけ、たゝみかけて禿はげたる頭の脳膸のうずいを力に任せて割附ける。
最暗黒さいあんこく社會しやくわいにいかにおそろしき魔力の潛むありて學問がくもんはあり分別ふんべつある腦膸のうずいなか
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)