“ねんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燃焼80.0%
年少20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これこそ人間の知性と情意との一如的いちにょてき燃焼ねんしょうであり、しかも知性をこえ、情意をこえた不可思議な心境の開拓かいたくを物語るものだ、というふうに考えるようになり、自分みずからその心境に近づくために
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「いえ、い、いわなくちゃなりません……」銀五郎は彼の手頸てくびを固く握りしめた。怖ろしい力のふるえが感じられる。その眼は衰えた中にもあらん限りの訴えを燃焼ねんしょうしている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、もっとも年少ねんしょうへいが、たまらなくなってためいきをしながらいいました。
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)