“ねいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝椅子93.3%
臥榻6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日光室のガラスの中では、朝の患者たちが籐(とう)の寝椅子(ねいす)に横たわって並んでいた。海は岬に抱かれたまま淑(しとや)かに澄んでいた。
花園の思想 (新字新仮名) / 横光利一(著)
一日一杯寝椅子(ねいす)で安臥(あんが)している病院生活の間中、寝ても醒(さ)めてもただうつらうつらと、日となく夜となく頭の中で私にほほえみかけてくるものは
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
彼は独り自分の臥榻(ねいす)の上に凭(もた)れて、黄金色(きんいろ)の長髪の間にはなはだ高い眉がしらをやや皺(しわ)めて、旧游(きゅうゆう)の地ビルマ、ビルマの夏の夜を偲んでいたのだ。
鴨の喜劇 (新字新仮名) / 魯迅(著)