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にび
ふりがな文庫
“にび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鈍
94.1%
弐尾
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鈍
(逆引き)
鈍
(
にび
)
色にどつしりと或る落着きをもつて光つて居るささやかな
萱葺
(
かやぶき
)
の屋根があつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
菊燈台に南蛮蝋燭を立てならべ、灯の下で本を読んでいると、邸裏の木の間から、
鈍
(
にび
)
色の小狩衣に、
悪魔
(
でもん
)
の面を
鋳
(
い
)
出した南蛮頬をつけた男が忍びだしてきて、夜霧のようにぼーっと池の汀に立つ。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
にび(鈍)の例文をもっと
(16作品)
見る
弐尾
(逆引き)
喜んで進んで着するに、片山夫婦谷利太郎は大に喜んで迎えらるるは実にうれし。然るに奇遇にも土人は鱒
弐尾
(
にび
)
を捕りたるを以て、調理して晩飯を
喰
(
しょく
)
して
眠
(
ねむり
)
につけり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
にび(弐尾)の例文をもっと
(1作品)
見る
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