“にっぽんじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
日本人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒屋さかやさんは、ああいうのを、アプレゲールとか、いうので、いままでの日本人にっぽんじんとちがっているのだと、いっていましたよ。」
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
牧師ぼくしというのは、おんな外国人がいこくじんでありました。そのしたに、日本人にっぽんじん信者しんじゃがいて、いろいろの世話せわをしたり、なにかと教会きょうかいのめんどうをみながらはたらいていました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
きっと、主人しゅじんは、ああ自分じぶんわるかった、不注意ふちゅういだったとさとって、これから、あの小僧こぞうさんや、ほかの小僧こぞうさんたちをかわいがるにちがいない。みんな日本人にっぽんじんですもの……。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)