“やまとびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
倭人50.0%
日本人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しう成王せいわうの時、倭人やまとびと暢草やうさうを献じたと「論衡ろんかう」といふ書に見えて居り、この暢草は香ひ草で、祭祀に当り、酒に和して地に注ぐと、気を高遠に達して神を降すの効ありと言はれて居た。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
「書にかけては、宗業にはかなわぬ。わしは、今におことがもっと大きゅうなったら、和歌の道を教えよう。和歌は日本人やまとびとの心のかなでじゃ。成人して、何になろうと、たしなみほどはあってもよい」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)