“にっしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日清95.8%
日新4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日清にっしん戦争が起こったころから葉子ぐらいの年配の女が等しく感じ出した一種の不安、一種の幻滅——それを激しく感じた葉子は
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
銘酒屋を題材にして『濁り江』という抒情的じょじょうてきな傑作を書いたのも、それから十年も前の日清にっしん戦争の少し後のことであった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
その雑銘を読めば、かんたいより、すい[#「箠」は底本では「※」]、あんれんしゃ等に至る、各物一々にとう日新にっしんの銘にのっとりて、語を下し文をす、反省修養の意、看取すべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)