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におうだち
ふりがな文庫
“におうだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仁王立
81.8%
二王立
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁王立
(逆引き)
孫軍曹は、掘起した岩の上に
仁王立
(
におうだち
)
になって指図しながら、事務所から出て来て苦り切った顔をしている経理に
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
云
(
い
)
うなりニキタは
戸
(
と
)
をぱたり。そうして
背
(
せ
)
を
閉
(
し
)
めた
戸
(
と
)
に
当
(
あ
)
ててやはりそこに
仁王立
(
におうだち
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
におうだち(仁王立)の例文をもっと
(9作品)
見る
二王立
(逆引き)
それまで
二王立
(
におうだち
)
に立って、巨人が
小人島
(
こびとじま
)
の人間を見るように、純一を見ていた岡村画伯は、「晩に来給え」と、
谺響
(
こだま
)
のように同じ事を言って、夫人の跡に続いた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
慶三は夜具を踏まえて
二王立
(
におうだち
)
になったまま暫くは身動きも出来なかったが、突然下からお千代の泣声が漏れ聞えたのに、
聊
(
いささ
)
か不意を打れて梯子段の下口へ歩み
出
(
い
)
で息を凝し耳を
聳
(
そばだ
)
てた。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
におうだち(二王立)の例文をもっと
(2作品)
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