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なりかぶら
ふりがな文庫
“なりかぶら”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ナリカブラ
語句
割合
鳴鏑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳴鏑
(逆引き)
また
鳴鏑
(
なりかぶら
)
八
を大野の中に射入れて、その矢を採らしめたまひき。かれその野に入りましし時に、すなはち火もちてその野を燒き𢌞らしつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
神が
鳴鏑
(
なりかぶら
)
の矢を
捜
(
さが
)
しに、大野の中に入って行かれると、火をもって焼き
廻
(
めぐ
)
らされて、出る
路
(
みち
)
がわからなくなった。鼠来て云ひけるは、内はほらほら
外
(
と
)
はすぶすぶ。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ただちに、
鳴鏑
(
なりかぶら
)
の遠矢を射、対岸から使い舟を呼んで、それをどこかへ持たせてやったのだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここに兄宇迦斯、
鳴鏑
(
なりかぶら
)
もちて、その使を待ち射返しき。かれその鳴鏑の落ちし
地
(
ところ
)
を、
訶夫羅前
(
かぶらざき
)
二
といふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここにその鼠、その
鳴鏑
(
なりかぶら
)
を
咋
(
く
)
ひて出で來て奉りき。その矢の羽は、その鼠の子どもみな喫ひたりき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
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