トップ
>
なかみかど
ふりがな文庫
“なかみかど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
中御門
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中御門
(逆引き)
……とはいえ、わたくしにはまだ、上皇さまの御在世のときに、
里親
(
さとおや
)
とおきめくだすった
中御門
(
なかみかど
)
様というものがついておりますよ。覚えていらっしゃるがよい
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『弓馬秘伝聞書』に
祝言
(
しゅうげん
)
の供に猿皮の
空穂
(
うつぼ
)
を忌む。『閑窓自語』に、元文二年春、出処不明の大猿出でて、
仙洞
(
せんとう
)
、二条、近衛諸公の邸を徘徊せしに、
中御門
(
なかみかど
)
院崩じ諸公も
薨
(
こう
)
じたとあり。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
中御門
(
なかみかど
)
の北、堀川の東一丁の所にあった時平の居館の名で、当時時平は故
関白
(
かんぱく
)
太政
(
だじょう
)
大臣
基経
(
もとつね
)
、———
昭宣公
(
しょうせんこう
)
の
嫡男
(
ちゃくなん
)
として、時の
帝
(
みかど
)
醍醐
(
だいご
)
帝の皇后
穏子
(
おんし
)
の兄として、権威並びない地位にあった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
なかみかど(中御門)の例文をもっと
(13作品)
見る