“どひょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土俵50.0%
円場25.0%
土豚25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母が日傘ひがさを横にして会釈えしゃくし、最早もう熊本に帰っても宜しゅうございましょうかと云うた。いとも/\、みんなひどい目にったなあ。と士官が馬上から挨拶あいさつした。其処そこ土俵どひょうきずいた台場だいば——堡塁ほるいがあった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
その中心に柱が四本立っていて、その間は高くなっており、直径二十フィートもあろうかと思われる円場どひょうが上に赤い布の天蓋を持って乗っている(図13)。
舞台には役者を要し、土豚どひょうには力士を要す。土豚に役者の不恰当ふこうとうなるは、なお力士の舞台に不恰当なるが如し。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)