“つちだわら”の漢字の書き方と例文
語句割合
土俵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(——濠とは名ばかり、底は浅いし、十日も降らぬとすぐ底が見えてくる。戦時となれば、土俵つちだわらの千も投げこめば、攻め口ができてしまう。城内の飲み水も乏しい。このお城の欠点は、水利の悪いことだな。攻めるによく守るには足りない……)
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)