“どしゃぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土砂降66.7%
如瀧雨33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪飛けしとんだようになって、蹌踉よろけて土砂降どしゃぶりの中を飛出とびだすと、くるりと合羽かっぱに包まれて、見えるは脚ばかりじゃありませんか。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
驚いて澤が顔を上げた時、養子は強いて笑おうとしたらしかったが、笑うだけのゆとりがなく、いきなり土砂降どしゃぶりの雨の中を、別荘の方に駆出した。
九月一日 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
カピ長 しずむとつゆりるは尋常よのつねぢゃが、をひ日沒ひのいりには如瀧雨どしゃぶりぢゃ。