“どうみょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同苗73.9%
道明13.0%
同名8.7%
道命4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで大石内蔵助良雄から同苗どうみょう主税良金、原総右衛門元辰、吉田忠左衛門兼亮かねすけというように、禄高ろくだかによって、順々に血判をすることになった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
上野近くを歩くと田村屋の煙管だとか、十三屋のくしだとか、道明どうみょう組紐くみひもだとか今でも古い看板かんばんを降ろしません。浅草の「よのや」も櫛で見事なものを売ります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
実父も養父も同姓同名どうみょうでござりますから種々いろ/\と調べて見ますと、上州沼田の下新田にまだ縁類も残って居りますから聞糺きゝたゞしますと、実父角右衞門は阿部伊豫守あべいよのかみ様の御家来で
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
道命どうみょうが法華経を読み奉るのは、常の事じゃ。今宵に限った事ではない。」
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)