“どうはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同輩60.0%
銅牌40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口に出して言いつけられぬうちに、何の用事でも果たすような、敏捷びんしょうな若者で、武芸は同じ年頃としごろ同輩どうはいに、そばへ寄りつく者もないほどであった。それに遊芸が巧者で、ことにふえ上手じょうずいた。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
アーストロフさんは毎年まいねん々々、あたらしい林を植えつけて、そのご褒美ほうびにもう、銅牌どうはいだの賞状だのを、もらっていらっしゃいますの。
むずかしい本がある。下らぬ本がある。古びた本がある。読めそうもない本がある。そのほかにカーライルの八十の誕生日の記念のためにたという銀牌ぎんぱい銅牌どうはいがある。金牌きんぱいは一つもなかったようだ。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)