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とりあへ
ふりがな文庫
“とりあへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
取敢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取敢
(逆引き)
「すると笛辰は夕方からブラリと出掛けたんです。餘つ程後をつけようと思ひましたが、萬一
覺
(
さと
)
られると藪蛇だと思つて、
取敢
(
とりあへ
)
ず駕籠で此處まで馳け着けました」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
取敢
(
とりあへ
)
ず五兵衞に話しけるに忽ち
縁談
(
えんだん
)
整
(
とゝ
)
のひたれば久八の
悦喜
(
よろこび
)
一方成ず
然共
(
されども
)
物入を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
(
され
)
ば今日の
變事
(
へんじ
)
に付稻葉家に於ては大いに
心配
(
しんぱい
)
致され
取敢
(
とりあへ
)
ず日野殿の御
機嫌伺
(
きげんうかゞ
)
ひとして
家老
(
からう
)
の中を
遣
(
つか
)
はされんと城代稻葉
勘解由
(
かげゆ
)
を以て京都日野方へ參入致させ
種々
(
しゆ/″\
)
の
音物
(
いんもつ
)
山の如く贈られて今日の
變事
(
へんじ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(4作品)
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