“とりあえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
取敢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源「えゝ今日こんにちお召によって取敢とりあえまかり出ました、御殿へ出ます心得でありましたが、御当家さまへ出ました」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それではとて取敢とりあえずあなたのお母さんに告げると十八日の朝飛んできました。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「左様ならば取敢とりあえず、そのことをお取定とりきめあってしかるべく存じまする」
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)