“とみた”の漢字の書き方と例文
語句割合
富田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと二二出雲いづもの国松江のさと生長ひととなりて、赤穴宗右衛門あかな(そうゑもん)といふ者なるが、わづかに二三兵書へいしよむねあきらめしによりて、二四富田とみたの城主二五塩冶掃部介えんやかもんのすけ、吾を師として物まなび給ひしに
「おや、富田とみたが通る」と一人が云う。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
モンクスは緑のパンツ、富田とみただんあらい清めた柔道着じゅうどうぎ黒帯姿くろおびすがた審判しんぱんのアメリカ人がモンクスのグラブを富田六段にさわらして、グラブの中になんにもはいっていないことをしめす。
柔道と拳闘の転がり試合 (新字新仮名) / 富田常雄(著)