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とがくし
ふりがな文庫
“とがくし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
戸隠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戸隠
(逆引き)
追いつつ先の
曲者
(
しれもの
)
の姿を見ると、
太縞
(
ふとじま
)
の
旅合羽
(
たびがっぱ
)
、
紺
(
こん
)
のきゃはん、道中師
戸隠
(
とがくし
)
の伊兵衛というのはあの野郎です——と釘勘が目で囁いた人相の者にちがいはない。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信州
(
しんしゅう
)
の
戸隠
(
とがくし
)
山麓なる
鬼無村
(
きなしむら
)
という
僻村
(
へきそん
)
は、避暑地として
中々
(
なかなか
)
佳
(
よ
)
い
土地
(
ところ
)
である、自分は数年
前
(
ぜん
)
の夏のこと
脚気
(
かっけ
)
の
為
(
た
)
め、保養がてらに、数週間、
此地
(
ここ
)
に
逗留
(
とうりゅう
)
していた事があった。
鬼無菊
(新字新仮名)
/
北村四海
(著)
むかし、あの寺の大僧正が、信州の
戸隠
(
とがくし
)
まで空中を飛んだ時に、屋の棟を、宙へ離れて行く。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(12作品)
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