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てきがた
ふりがな文庫
“てきがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
敵方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵方
(逆引き)
どうかそうありたいものだ、
勝敗
(
しょうはい
)
はいくさの
常
(
つね
)
、小太郎山が
敵方
(
てきがた
)
の手に落ちたのもぜひないことと
伊那丸
(
いなまる
)
さまもあきらめておいで
遊
(
あそ
)
ばす。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
チッバ
叔父上
(
をぢうへ
)
、あれは
敵方
(
てきがた
)
のモンタギューでござる。
今夜
(
こんや
)
の
祝典
(
しゅくてん
)
を
辱
(
はづかし
)
めん
惡意
(
あくい
)
を
抱
(
いだ
)
いて
來
(
き
)
をったのでござる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
これへ緒をつらぬいて見せてくださいという
敵方
(
てきがた
)
の望みである。これにはだれもよい考えがなく、なんと返事をしてものかと困っていると、老人がそれを
聴
(
き
)
いてそんな事はなんでもない。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やはり
敵方
(
てきがた
)
の
片割
(
かたわ
)
れであった。うかつなことをさきに口へもらさなくてよかったと、咲耶子は心のうちで思うのだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうして、忍剣と
苦
(
く
)
をともにしながら、忍剣のいのちを
守
(
まも
)
っていたかれである。なんで、
敵方
(
てきがた
)
の
旨
(
むね
)
をふくんで忍剣を
殺
(
ころ
)
そうとしてきた蛾次郎に、むざと
奇功
(
きこう
)
をあげさせるものではない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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