“つくられしもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
被造物66.7%
受造者33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるにこれらは被造物つくられしものなり——是故にわがいへることまことならばこれらには滅ぶるのうれへあるべきならず——と 一二七—一二九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
子よ、造主つくりぬしにも被造物つくられしものにも未だ愛なきことなかりき、これに自然の愛あり、魂より出づる愛あり、汝これを知る 九一—九三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かしこに光あり、こは造主つくりぬしをばかの被造物つくられしもの即ち彼を見るによりてのみその平安を得る物に見えしむる光にて 一〇〇—一〇二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
被造物つくられしものまたしば/\この路を離る、そはこれは、かくうながさるれども、もし最初の刺戟僞りの快樂けらくの爲にれて 一三〇—
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「また受造者つくられしものみづから敗壊やぶれしもべたることを脱れ神の諸子こたちさかえなる自由にいらんことをゆるされんとの望をたもたされたり」(羅馬書第八章二十一節)とあるは即ちこれなり。
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)