“ちゆうよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
中庸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕論語ろんごかうず、是れ慈父じふの子を教ふる意思いし孟子まうしを講ず、是れ伯兄のをしふる意思いし大學だいがくを講ず、あみかうに在る如し。中庸ちゆうようを講ず、くもしうを出づる如し。
私は武家とは名ばかり、子供達に孝經や中庸ちゆうようの素讀を教へるのが關の山の、御覽の通りの痩浪人で、何んの役にも立ちませんが、家を足場代りにお貸しすることなら出來ます。
私は中庸ちゆうようといふことを知らない。私は生れてから、自分の性質と反對の、積極的な強い性格の人々との交際つきあひでは、絶對的な服從と決定的な反抗との間に、どんな中庸をも知らなかつた。