“ちゃみせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶店83.3%
茶見世13.3%
茶肆3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小女こむすめはその間を通って静かに茶店ちゃみせの方へ往った。山西は一けんばかりの距離を置いてゆっくりと、そしてあたりに注意して歩いた。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
どこかで茶でも飲もうではないか、茶見世ちゃみせぐらいはあるだろうといえば、ありますありますと答えながら、赤い腕章の制帽はそれでも一軒の葭簀よしずの茶亭は通り越してしまう。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
都の石氏せきしという家では茶肆ちゃみせを開いて、幼い娘に店番をさせていた。