トップ
>
ちゃかつ
ふりがな文庫
“ちゃかつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
茶褐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶褐
(逆引き)
薩摩絣
(
さつまがすり
)
の
袷
(
あわせ
)
に
小倉
(
こくら
)
の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
は
)
いて、同じ絣の袷羽織を着ている。
被物
(
かぶりもの
)
は柔かい
茶褐
(
ちゃかつ
)
の帽子で、足には紺足袋に薩摩下駄を引っ掛けている。
当前
(
あたりまえ
)
の書生の風俗ではあるが、何から何まで新しい。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ところで、その子はビールの
空瓶
(
あきびん
)
を
舷
(
ふなべり
)
から、ぽんと水に投げる。瓶は初め
茶褐
(
ちゃかつ
)
に、
後
(
のち
)
は黒く、首だけもたげもたげして
流
(
ながれ
)
に浮く。青の紫の
鴨
(
かも
)
の首、うしろにうしろに遠くなる。それほど舟が早いのだ。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
ちゃかつ(茶褐)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
ちゃかっ