“ちみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魑魅56.5%
地味39.1%
血身4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魑魅ちみくはやすし」ではなく、お爺さんの描いた竜を毎日見ていると、本当にいてもよいような気がするほどだった。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
喜海は「ごきげんで結構でございます。これならきっと日本一の茶畑になりましょう。地味ちみもよほどよろしいようでございます」
直段ねだんやすい品物でも手さえかければ美味おいしく食べられるものがいくらもあります。これからは追々ソーダ松魚がつおなんぞというものが沢山出ますが、血身ちみばかり多くって下手に料理しては美味くありません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)