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ちぶす
ふりがな文庫
“ちぶす”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
チブス
語句
割合
窒扶斯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窒扶斯
(逆引き)
四十年
前
(
ぜん
)
迄
窒扶斯
(
ちぶす
)
の
巣窟
(
さうくつ
)
と云はれた
此
(
この
)
地が、今では医科大学での臨床材料として毎年一二の
窒扶斯
(
ちぶす
)
患者を
得
(
う
)
る事すら甚だ困難な
相
(
さう
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
伝染病が襲うて来るも此月だ。
赤痢
(
せきり
)
、
窒扶斯
(
ちぶす
)
で草葺の避病院が一ぱいになる年がある。真白い
診察衣
(
しんさつい
)
を着た医員が歩く。大至急清潔法施行の
布令
(
ふれ
)
が来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その次の間の仏壇にはつい先月
窒扶斯
(
ちぶす
)
で亡くなった母親の
位牌
(
いはい
)
が、灯明の灯にてらされながら、立ちのぼる淋しい香煙に
絡
(
から
)
まれていました。その次が蕗子の居間です。
流転
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
ちぶす(窒扶斯)の例文をもっと
(3作品)
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