“ちふす”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チフス
語句割合
窒扶斯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが一週間の後窒扶斯ちふすと判明したので、すぐ大学病院へ入れた。三千代は看護のため附添つきそひとして一所に病院に移つた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
病人の経過は、一時稍佳良であつたが、中途からぶりかへして、とう/\死んで仕舞つた。そればかりではない。窒扶斯ちふすが、見舞にあにに伝染して、是も程なくくなつた。くににはたゞ父親ちゝおや一人ひとりのこつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)