トップ
>
だじゃく
ふりがな文庫
“だじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懦弱
60.7%
惰弱
39.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懦弱
(逆引き)
それはいいが、そのいいところはまねずに、まね易い頽廃的なところばかりをまねるために、国民一般が
懦弱
(
だじゃく
)
となり、センチメンタルとなる。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
(わしを見た人々は、必ず、自分の、当今の
懦弱
(
だじゃく
)
な、贅沢な振舞を省みるであろう。寝静まって、良心の冴えてくる時、不義に虐げられた時——)
三人の相馬大作
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
だじゃく(懦弱)の例文をもっと
(17作品)
見る
惰弱
(逆引き)
これに反して上士は
古
(
いにしえ
)
より藩中無敵の好地位を
占
(
しむ
)
るが為に、
漸次
(
ぜんじ
)
に
惰弱
(
だじゃく
)
に
陥
(
おちい
)
るは必然の
勢
(
いきおい
)
、二、三十年以来
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
よい事と許されていた
惰弱
(
だじゃく
)
時代であったから、右衛門の母は兼盛と、手を
繋
(
つな
)
いで居た間に懐胎したが、何様いう因縁かで兼盛と別れて時用の
許
(
もと
)
へ帰したのである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
だじゃく(惰弱)の例文をもっと
(11作品)
見る
検索の候補
だじやく
よわ