“たゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タヰ
語句割合
田居60.0%
田井40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麓の田居たゐを 過ぎにけるらし
民族の感歎 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
また木梨きなしかる太子ひつぎのみこの御名代として、輕部かるべを定め、大后の御名代として、刑部おさかべを定め、大后の弟田井たゐなかつ比賣の御名代として、河部かはべを定めたまひき。
なお「大君は神にしませば赤駒のはらばふ田井たゐ京師みやことなしつ」(巻十九・四二六〇)、「大君は神にしませば水鳥のすだく水沼みぬま皇都みやことなしつ」(同・四二六一)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
次に田井たゐの中比賣、次に田宮たみやの中比賣、次に藤原の琴節ことふし郎女いらつめ、次に取賣とりめの王、次に沙禰さねの王七柱。