“田宮”の読み方と例文
読み方割合
たみや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとそこへ移ってから、まだ一週間も経たないある夜、もうどこかで飲んだ田宮たみやが、ふらりと妾宅へ遊びに来た。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
次に田井たゐの中比賣、次に田宮たみやの中比賣、次に藤原の琴節ことふし郎女いらつめ、次に取賣とりめの王、次に沙禰さねの王七柱。
町同心まちどうしん田宮たみや様ならば、もうあちらに詰めておいでになる、取次いでやろうか」
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)