“弓削田宮内”の読み方と例文
読み方割合
ゆげだくない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛永かんえい十六年四月十六日の早朝。陸奥国むつのくに会津あいづ四十万石加藤式部少輔明成かとうしきぶのしょうゆうあきなりの家士、弓削田宮内ゆげだくないは若松城の南の方で、突然起った轟音ごうおんにすわと、押っ取り刀で小屋の外へ飛び出した。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)