“たまばはき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉箒50.0%
玉帚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天平宝字二年春正月三日、孝謙天皇、王臣等を召して玉箒たまばはきを賜い肆宴とよのあかりをきこしめした。その時右中弁大伴家持の作った歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
初春はつはる初子はつね今日けふ玉箒たまばはきるからにゆらぐたま 〔巻二十・四四九三〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
竪子じゅし、王臣等を召し玉帚たまばはきを賜い肆宴しえんせしむ、その時大伴宿弥家持おおとものすくねやかもちが詠んだは「初春の初子はつねのけふの玉帚、手に取るからにゆらぐ玉の緒」