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たなびい
ふりがな文庫
“たなびい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
揺曳
50.0%
棚曳
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揺曳
(逆引き)
煙草の煙が、未来の影を
朦朧
(
もうろう
)
と
罩
(
こ
)
め尽すまで濃く
揺曳
(
たなびい
)
た時、宗近君の
頑丈
(
がんじょう
)
な姿が、すべての想像を払って、現実界にあらわれた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たなびい(揺曳)の例文をもっと
(1作品)
見る
棚曳
(逆引き)
来年、この
北国
(
ほっこく
)
の山や野が若々しい緑で
被
(
おお
)
われて、早咲の山桜の花が散って、遠野に白い
烟
(
けむり
)
が
棚曳
(
たなびい
)
て、桃の花が咲く時分にならなければ帰って来ない。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たなびい(棚曳)の例文をもっと
(1作品)
見る
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