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たすけおこ
ふりがな文庫
“たすけおこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
扶起
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扶起
(逆引き)
お静は
寄
(
よ
)
りて、彼の
肘杖
(
ひぢづゑ
)
に
横
(
よこた
)
はれる
背後
(
うしろ
)
より
扶起
(
たすけおこ
)
せば、
為
(
せ
)
ん無げに柱に
倚
(
よ
)
りて、女の方を見返りつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一〇四
座上
(
とこのべ
)
に
酒瓶
(
さかがめ
)
一〇五
魚
(
な
)
盛
(
も
)
りたる
皿
(
さら
)
どもあまた列べたるが中に
臥倒
(
ふしたふ
)
れたるを、いそがはしく
扶起
(
たすけおこ
)
して、いかにととへども、只
一〇六
声を
呑
(
の
)
みて泣く泣くさらに
言
(
ことば
)
なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
いつも車が衝突しても電車から人が落ちても極めて冷淡に見向きもしない先生さへ餘りに激しい轉び
態
(
ざま
)
に、覺えず「あぶない」と叫んで手づから
扶起
(
たすけおこ
)
さうとするらしく寄添つたが
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
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(3作品)
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