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たいこもち
ふりがな文庫
“たいこもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タイコモチ
語句
割合
幇間
89.6%
太鼓持
10.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幇間
(逆引き)
次に呼出されたのは
幇間
(
たいこもち
)
の理八、五十がらみのよく肥った男で、小唄を上手に歌うのと、軽口がうまいので人気のある男芸者です。
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
もう
地獄
(
ぢごく
)
へも
汽車
(
きしや
)
が
出来
(
でき
)
たかえ、
驚
(
おどろ
)
いたね。甲「へえゝどうも
旦那
(
だんな
)
、誠に
暫
(
しばら
)
く……。岩「いやア、アハヽヽこれは
吉原
(
よしはら
)
の
幇間
(
たいこもち
)
の
民仲
(
みんちう
)
だね。 ...
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たいこもち(幇間)の例文をもっと
(43作品)
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太鼓持
(逆引き)
土地の藝子が三人、恐ろしくブロークンな調子で三味線を掻き鳴らしながら、酒のために旋律を失つた歌をわめくと、それに合せて、大入道の
太鼓持
(
たいこもち
)
が滅茶々々に踊りまくつてゐる眞最中
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
円遊
(
えんゆう
)
もうまい。しかし小さんとは趣が違っている。円遊のふんした
太鼓持
(
たいこもち
)
は、太鼓持になった円遊だからおもしろいので、小さんのやる太鼓持は、小さんを離れた太鼓持だからおもしろい。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たいこもち(太鼓持)の例文をもっと
(5作品)
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