“ぞくえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俗縁50.0%
属饜25.0%
続演25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬢様ぢやうさま勘違かんちがひさつしやるな、これはお前様まへさまではないぞ、なんでもはじめから其処そこ御坊様おばうさまをつけたつけよ、畜生ちくしやう俗縁ぞくえんがあるだツぺいわさ。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それはわたくしの曾て懐いてゐた疑が、未だ全くは解けぬまでも、なかば以上此に由つて解けたと云ふ事である。此巻物がほゞわたくしを属饜ぞくえんせしめたと云ふ事である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その上には「一代の舞姫まいひめ赤星ジュリア一座」とか「堂々続演ぞくえん十七週間——赤き苺の実!」などとあざやかな文字で大書たいしょしてあるのが見えた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)