“そうびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗廟85.7%
想描14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方孝孺に語りたまわく、燕王は孝康こうこう皇帝同産どうさんの弟なり、ちん叔父しゅくふなり、われ他日宗廟そうびょう神霊にまみえざらんやと。孝孺曰く、兵一たび散すれば、急にあつむ可からず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
とうには道教が盛であった。それは道士等どうしらが王室の姓であるのを奇貨として、老子を先祖だと言いし、老君に仕うること宗廟そうびょうに仕うるがごとくならしめたためである。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
乾坤二刃のみにそれぞれにきしめている……が、ここまで自分の想描そうびょうを追って来たとき、弥生はハッ! として眼をまえの得印老士のほうへ返した。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)