“せっきゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隻脚57.1%
説客42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
司令は誰あろう、この前の第三次世界大戦の空戦に赫々かくかくたる勲功くんこうをたてた大勇将として、人々の記憶にもはっきりのこっている、あの隻脚せっきゃく隻腕せきわん大竹おおたけ中将であった。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして当の官兵衛は、将監のすがたを見かけると、いそいで輿こしを地上に降ろさせ、不自由な隻脚せっきゃくを立てて
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先頃、陶謙に頼まれて、曹操の侵略を諫止かんしせんと、説客せっきゃくにおもむいたが、かえって曹操に一蹴されて不成功に終ったのを恥じて、徐州に帰らず、そのままこの張邈ちょうぼうの許へ隠れていた彼だった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
説客せっきゃくのことばが終るのを待って
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)