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すんげき
ふりがな文庫
“すんげき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寸隙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寸隙
(逆引き)
加うるに意外の
寸隙
(
すんげき
)
より凜冽なる寒気と吹雪との侵入
烈
(
はげ
)
しきを以て、これを防ぐに
忙
(
せ
)
わしく到底睡眠せんと欲するも
能
(
よ
)
くすべからず、予は時なお十月初めなれば
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
吾が国に
雪吹
(
ふゞき
)
といへるは、
猛風
(
まうふう
)
不意
(
ふい
)
に
起
(
おこ
)
りて
高山平原
(
かうざんへいげん
)
の雪を
吹散
(
ふきちら
)
し、その風四方にふきめぐらして
寒雪
(
かんせつ
)
百万の
箭
(
や
)
を
飛
(
とば
)
すが如く、
寸隙
(
すんげき
)
の
間
(
あひだ
)
をも
許
(
ゆる
)
さずふきいるゆゑ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
……白い女体は、こけつまろびつ逃げまわり、
寸隙
(
すんげき
)
を見ては、疾風のように男に飛びかかっていった。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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(14作品)
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