“すぶた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
簀蓋50.0%
簀葢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼の中へ放り込んだ上、何かの様子を知った人力車夫の嘉十、いかして置いては後日のさまたげと思い、簀蓋すぶたを取って打殺うちころし、沼へほうり込んで、それから、どろんとなって、信州で其の年を送って
沼の中へさかとんぼうを打っておちいりましたが、此の車夫は泳ぎを心得て居ると見え、抜手ぬきでを切って岸辺へ泳ぎ附くを、又作が一生懸命に車の簀蓋すぶたを取って、車夫の頭をねらい打たんと身構えをしました。
罪ではあるがすきうかゞい、沼の中へ突きおとし、あがろうとする所を人力車くるま簀葢すぶたを取って額を打据うちすえ、殺して置いて、其のまゝにドロンと其処そこ立退たちのき、長野県へ往ってほとぼりのさめるのを待ち