“じんゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人為33.3%
人爲33.3%
瞋恚33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべての人為じんゐのものの無常の中で、最も大きい未来を有してゐるものの一つは、矢張科学であらう。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
圖中精製石棒せい/\いしばう中央の下にゑがきたるは自然しぜんの扁平石にして、周縁相對する部に人爲じんゐ缺損けつそん有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
千人の生命を断たんと瞋恚じんゐの刀をひつさげし央掘魔あうくつま所行ふるまひにも似たらんことを学ばせらるゝは、一婦の毒咒どくじゆに動かされて総持の才を無にせんとせし阿難陀あなんだ過失あやまちにも同じかるべき御迷ひ
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)