“じょなん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汝南83.3%
女難16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橚は燕王の同母弟なるをもって、帝もかねて之を疑いはばかり、橚もまた異謀あり、橚の長史ちょうし王翰おうかんというもの、数々いさめたれどれず、橚の次子じし汝南じょなん有㷲ゆうどうの変を告ぐるに及び、このことあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
墓は俗に三王の墓と呼ばれて、今も汝南じょなんの北、宜春ぎしゅん県にある。
「ここにこういう風にからまった線がありますな。あなたはどうご覧になりますか。ここをこうつなげば女という字が出る。あなたには女難じょなんの相がある。」
女に思いつかれる資格はみんなそろって居る。どうしたって女難じょなんはまぬかれぬ処だ。
阿難と呪術師の娘 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)