“じばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
地盤85.7%
地磐14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきのためには、あるとしはおされてあやうくれそうになったこともあり、また、あるとしなつには、大雨おおあめあらわれて、もうすこしのことで、この地盤じばんくずれて
葉と幹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
掘ると、下から、青くて固い地盤じばんが出て来るよ。まるで燧石ひうちいしのやわらかいやつみたいだ。こいつは掘るのに、なかなか手間がかかる。しかし、そこまで掘れば、大体いい水が出るね
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
余が頭に何十万本の髪の毛がえているか知らんが、ありとある毛がことごとく根こぎにされて、残る地面がべた一面に蚯蚓腫めめずばれにふくれ上った上、余勢が地磐じばんを通して
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)