“しょくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食指83.3%
式子16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がやがてそれをつまみ上げると、ちょうど何かの骨について講議をしている大学の教授がよくやるように、細長い食指しょくしでその上を軽くたたいて、言葉を続けた。
黄色な顔 (新字新仮名) / アーサー・コナン・ドイル(著)
今しがた剰銭つりせんにとった永楽銭が一枚、右手の食指しょくし拇指ぼしの間に立てて、ろくに狙いも定めずピュウと投げると、手練は恐ろしいもので、身を投げようとする男の横鬢よこびんをハッと打ちます。
俊成卿女しゅんぜいきょうじょの歌や式子しょくし内親王のお歌。そのほかにも数ある代表的な作者たちの錦繍きんしゅうのようにたてよことの錯雑した作品。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
そのほか、建久八年八十四歳のとき、式子しょくし内親王の仰せによって、歌について論じ、『万葉』から『千載』までの秀歌を抜いて註解した『古来風体抄こらいふうていしょう』を作っている。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)